いちご
12月～4月 栃木県・長崎県・茨城県他
近年は「とちあいか」、「あまおう」、「ゆめのか」、「紅ほっぺ」などの品種がが主流です。イチゴは10～20年くらいで世代交代が行われるため、次々に新しい品種が誕生していて、「白いちご」やピンク色のいちごも増えてきました。

紅まどんな　
11月〜1月 愛媛県他
正式な名前は「愛媛果試28号」。「南香」×「天草」を交配して育成され、2005年（平成17年）に品種登録されました。果皮は濃い紅色で、重さは250g位。酸味が少なく甘味たっぷりの柑橘です。皮はややむきにくいですがじょうのう膜は薄く袋ごと食べられます。

洋梨
　9月〜12月　山形県・新潟県 他
12月はラ・フランス、ル・レクチェなどの洋梨が出回ります。特にル・レクチェは希少品種として人気が高いです。フランス生まれの洋梨で、重さは250～400g位。緻密な果肉は糖度が高く、ジューシーでなめらかな食感が特徴です。収穫時期は10月下旬頃ですが追熟に1か月ほどかかるため、市場に出回るのは11月下旬頃からです。熟すと果皮がきれいな黄色に染まり芳香が強まります。

春菊
　11月～3月　千葉県・茨城県・栃木県　他
葉のギザギザが特徴的な春菊は、鍋物やお浸しなどにするとおいしいキク科の野菜です。特有の香りと風味を持ち、春になると菊に似た花が咲くことからこの名前がついたといわれています。関西では「菊菜（きくな）」とも呼ばれます。

里いも
10月〜1月 埼玉県・千葉県・愛媛県　他
里芋は中心に親芋ができ、そのまわりに子芋、さらに孫芋、ひ孫芋と1つの種芋からたくさんのいもができます。スーパーなどで売られている里芋はおもに子芋と孫芋ですが、種類によって親芋だけを食べるもの、親芋も子芋も食べられるものなどいろいろあります。親、子、孫と続くことから子孫繁栄の縁起物としてお正月料理にも使われます。

カリフラワー
10月〜4月　熊本県・長野県・茨城県 他
白いブーケのような野菜「カリフラワー」は、独特の歯ごたえがありクセのない味わいです。付け合わせやスープ、煮込み料理などさまざまな料理に使えます。最近はオレンジ色や紫色のものも出回っています。新鮮なものの選び方としては、つぼみがかたくしまってこんもりとしていて、持った時に重みがあり、葉の緑色が鮮やかで切り口がみずみずしいものです。