さくらんぼ
　6月〜7月　山形県・北海道・山梨県他
見た目がとても美しく、甘みと酸味のバランスがよく、弾けるような食感を楽しむことができ、人気のある初夏のフルーツなのですが、栽培が難しく気候条件の合う地域が限られ、生産量も少ない果物です。佐藤錦や紅秀峰、高砂などの品種があり、輸入では、アメリカンチェリーなども人気です。

マンゴー　
5月〜7月 宮崎県・沖縄県・鹿児島県他
トロピカルフルーツの代表「マンゴー」。かつては、メキシコやタイ、フィリピン、台湾などの輸入マンゴーがほとんどでしたが、近年では、国産マンゴーも多くなり、とろける南国のフルーツを身近に楽しめるようになりました。国内で栽培されているマンゴーのほとんどは、アップルマンゴーと呼ばれるアーウィン種のマンゴーです。

梅
　5月〜6月　和歌山県・群馬県他
和歌山県が圧倒的な産地である梅は、生の梅が出回る時期は５月下旬から６月中旬までと非常に短いですが、梅酒や梅干し、梅シロップなど家庭で加工する方も多く、店頭に青梅と共に瓶や氷砂糖、ホワイトリカーなどが陳列されると季節を感じさせます。

枝豆
　6月〜9月　群馬県・秋田県・山形県他
夏の野菜として、ビールが好きな大人はもちろん、子どもたちにも人気の枝豆。大豆を未熟なうちに収穫したもので、完熟すると大豆になります。枝豆は収穫後、味が落ちていくので、購入したら素早く茹でてその日のうちに食べてしまうのがおすすめです。保存する場合も茹でてから冷凍保存すると風味が失われません。茶豆や黒豆の枝豆もあります。

とうもろこし
　６月〜９月 茨城県・北海道・千葉県他
古来より、とうもろこしは、米や麦と並ぶ主食として重要な穀物として栽培されてきました。日本国内では、甘みの強いスイートコーンが流通し、年々品種改良が進み、ゴールドラッシュ、味来やサニーショコラ、ピュアホワイトなど甘味が強い品種が増えてきています。中には糖度が15度以上になるものもあり、フルーツ並みの甘さが人気を集めています。

らっきょ
5月〜6月　鹿児島県・鳥取県・茨城県他
一か月程度と短い期間が旬のらっきょう。甘酢漬けや塩漬け、しょうゆ漬けなどにして食べるのが一般的。鳥取県の砂地で栽培された「砂丘らっきょう」は、細かい砂と冬の寒さにより、身がしまった歯ごたえのよいらっきょうと言われています。