ナガノパープル
　9月〜10月 長野県限定
長野県のオリジナル品種で、「巨峰」と「リザマート」の交配により誕生した大粒の黒ぶどうです。糖度が18～20度くらいと甘みが強く、酸味、渋みほほとんど感じません。果汁たっぷりで香りもよく、シャインマスカット同様に皮ごと食べられるのも大きな魅力です。

柿　
9月〜11月 和歌山県・奈良県他
柿に含まれるビタミンCの量は、日本人がよく食べる果物の中でトップクラスです。また、美味しい柿の見分け方としては、大きめでずっしりと重みがあり、果皮全体がオレンジ色で張りがあることです。赤みがかったものは果肉がやわらかめですが、かたい食感がよければ色が濃すぎない柿を選ぶことをおすすめします。

洋梨
　9月〜12月　山形県・新潟県 他
「ラ・フランス」、「ル・レクチェ」、「オーロラ」など、さまざまな品種があります。外観はでこぼことしていますが、果肉はジューシーで甘くとろけるような食感をしているのが特徴的です。ただ、洋梨は追熟が必要なため、食べ頃を見極めるのが少し難しいです。追熟する際は常温で保存してください。果皮を押すと柔らかく、甘い香りがすれば完熟の証です。

栗
　89月〜10月　 茨城県・熊本県他
栗には「ニホングリ」、「チュウゴクグリ」、「ヨーロッパグリ」、「アメリカグリ」と、大きく分けて4つの種類があります。日本で主に出回っているのは「ニホングリ」で、野性の「芝栗」を品種改良したもので、粒が大きく風味がよいのが特徴です。選ぶ際は、果皮がつやつやとしていて光沢があり、ふっくらと丸みがある大きいものがおすすめです。また、虫食い穴があると果肉が虫に食べられてしまっているものもあるので、選ぶ際は注意してください。

松茸
　9月〜10月　長野県・岩手県・京都府　他
日本では非常に高級な食材として扱われている松茸。昔と比較し収穫量が減り、市場への入荷量も減っていることもあり、豊洲市場でも毎年高値が続いています。松茸の魅力は特有の香りとしっかりとした歯ごたえ。焼き松茸や土瓶蒸しに炊き込みご飯は定番ですが、おすすめはすき焼きです。是非一度お試しください。

さつまいも
9月〜3月 鹿児島県・茨城県・千葉県　他
秋を代表する野菜のイメージが強いさつまいもですが、品種により出回る時期も異なります。また、食感や味わいもそれぞれの特徴があります。鳴門金時や紅あずまなどのホクホクした食感のものから、紅はるかやシルクスイートなどのしっとりとした食感のもの、さらには安納芋を代表とするねっとりとした食感と濃厚な甘さのものまであります。

蓮根
9月〜3月　茨城県・徳島県 他
蓮根はほぼ通年出荷されていますが、旬は収穫が始まる9月～10月の秋から、正月のおせち料理で最も需要が多い冬です。秋口に出荷される新蓮根は柔らかくあっさりとしていて、晩秋から冬のものは粘りが出て甘味も増します。季節により変わる味わいをお楽しみいただけます。

落花生
9月〜10月 千葉県・茨城県 他
国産の落花生の多くは千葉県で栽培されていて、半立（はんだち）や中手豊（なかてゆたか）、大政（おおまさり）など、千葉県の育種研究施設でのみ品種開発もされています。国産落花生は千葉県がまさに一大産地と言ってよいでしょう。また、掘りたての生落花生は水分が多いため、茹で落花生にするともっちりねっとりと独特の食感と甘さが出て大変美味しいです。